2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』書評。孤独を抱える人々が“信じるもの”にすがる姿を通じて、視野の広さと狭さ、信じることの救いと危うさについて考えた。
太宰治『女生徒』感想。86年前に描かれた少女の一日から見えてくる「自由な思考」と「日常の物語」。歴史と今をつなぐ太宰文学の魅力を考察します。
整形もファッションもSNSも――私たちは“鎧”をまとって生きている。綿矢りさ『嫌いなら呼ぶなよ』が描く「明るすぎる闇」を持つ人たち。
推し活は楽しいだけじゃない。虚しさや痛みも抱えながら、それでも好きでい続ける――そんな“アイドル”と“ファン”のリアルを描いた小説を5冊紹介。推し活ブームに少し居心地の悪さを感じている人にもおすすめです。
競馬の話だと思い込み、手に取るのをためらっていた『ザ・ロイヤルファミリー』。しかし読み進めるほどに“大人の青春”の熱に圧倒された。競馬を知らなくても心震える感動と継承の物語。2025年10月期日曜劇場で実写化。
夏目漱石『こころ』感想。前半のゆるやかな展開と、後半の『先生の遺書』で明かされる恋と後悔。100年以上前の物語に今も共感できる、人間の心の本質とは。
佐原ひかり『人間みたいに生きている』感想。食べることが苦痛な唯の姿から、“わかる”という共感の傲慢さ、人との違いを考えさせられる物語。