本と映画と、少し寄り道

小説と映画の感想文をゆるゆると。

2026-01-01から1年間の記事一覧

瀬尾まいこ『私たちの世代は』感想 あのとき言えなかった「ありがとう」を思い出す物語

本屋大賞作家・瀬尾まいこが描く「マスク世代」の子どもたちの悩みと成長。瀬尾さんの優しさと愛情に触れながら「想像力」に踏み込むブックレビュー。

『2034未来予測ーAIのいる明日』感想 あなたとAIはどういう関係ですか?

伝説のエンジニア・中島聡さんの『2034未来予測』が、ビジネス本が苦手な私でもスラスラ読める面白さでした!「小説+解説」で描かれる10年後の世界。AIを「対話」で使う私が、自分の内面と向き合えるようになった変化と、未来へのワクワクを綴ります。

柚木麻子『BUTTER』感想|体型変化で変わる「周囲の目」とルッキズムの正体

世界的大ヒット柚木麻子『BUTTER』の感想。食と人間の濃厚な描写が忘れられない本作が描く「女性らしさ」や「ルッキズム」問題にも注目する。

朝井リョウ『正欲』感想 「多様性」という言葉を使うことへの恐怖が生まれた作品

『正欲』を読んでから、私は「多様性」という言葉を使うのが怖くなった。自分の想像力の及ぶ範囲だけで世界を分かった気になっていなかったか?朝井リョウが突きつける、絶望的なまでの断絶と「生きる推進力」。読み終えた後も心がざわつき続けた読書記録。