本と映画と、少し寄り道

小説と映画の感想文をゆるゆると。

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【創作・ショートショートショート】アイドルとファンの短編小説 #2『スクロールの先』-彼女と彼-

ちゃんと2週間連続で創作を投稿できている事実にちょっと感動している。小学生の頃から、小説書きたい!お話書きたい!という思いはずっと持っていたのに、いつも尻つぼみで絶対に完結できなかった。今回は公開している手前、絶対に完結させたい。読者のみな…

【読書感想】柚木麻子『早稲女、女、男』 あのときの自分を思いっきり抱きしめてあげたい

大学時代を思い出すと、あまりにも痛い自我も一緒に思い出してしまって、顔がカーっと熱くなる。あのときの私は、なんであんなにも頑なで融通がきかなくて、『自分だけは違う』と思い込んでいたんだろう。『早稲女、女、男』はそのときに自分を思い出すには…

【読書感想】一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさなら』誰もが考える「自分だったらどうするだろう?」

『光のとこにいてね』で大っっっっっっ好きになった一穂ミチさん。本屋大賞にノミネートされた『恋とか愛とかやさしさなら』。あらすじを読んで大体わかっていたというか覚悟して読んだけど、私にはその覚悟が足りなかったようだ。途中でものすごくしんどく…

【創作・ショートショートショート】初めての創作チャレンジ! #1『握手会』-彼女と彼-

昔から小説を書いてみたかった。何度か書いてみることはしたが、どれも完結させられなかった。おそらくプロットを考えるのが苦手だ。先日、思い立ってGrokに相談した。「小説を書いてみたいです。書き方を教えてください」。すると、とにかくまずは書き上げ…

【実写化】遠藤かたる『推しの殺人』感想|私たちが知っているのは推しのほんの一部分

田辺桃子&横田真悠&林芽亜里のトリプル主演で実写化決定。注目の遠藤かたる『推しの殺人』原作の感想。アイドルが殺人を犯してしまうスリリングな展開から目が離せない。

【読書感想】小林早代子『アイドルだった君へ』あなたにとって“推し”はどういう存在ですか?

あなたには、推しがいるだろうか。「推し」という言葉はいまやかなり便利な言葉になり、相手がアイドルではなくても、それこそ物でも「推し」という言葉を使うことがある。『舟を編む』で読んだ、言葉が成長するということを思い出す。 アイドルだった君へ(…

【読書感想】島本理生『週末は彼女たちのもの』恋の終わりも始まりも、キラキラと切なさの詰め合わせ

島本理生さんの恋愛小説が好きだ。中でも大好きなのは、名刺代わりの小説にも挙げている『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』。いろいろとシリアスな場面もあるのだけれど、私がこの小説で一番好きなのは「おいしいものを好きなひとと食べる幸せ」を…

【読書感想】染井為人『滅茶苦茶』 コロナ禍を生きる3人の“滅茶苦茶”な生き様

染井為人さんの書く小説にどっぷりハマっている。 私が染井さんの本を初めて手に取ったのは、日本アカデミー賞を総なめにした映画『正体』の原作『正体』だ。もともと横浜流星さんの演技が好きで、あらすじを見ておもしろそうだったので、映画を見る前に原作…

【読書感想】貴志祐介「新世界より」 頭が物語に支配される小説

2記事目は何を書こう、と悩んでAIにまで相談をした。私の好みをバクバク食べたAIが導き出してくれたのは、文句なしの1冊だったのに、私はそのAIちゃんを無視して2記事目に取り組んでいる。もちろん、AIちゃんが出してくれた答えの本のことも、いつか書く。で…

ハロー!本と映画の感想文ブログ 名刺代わりの小説10選を添えて

何年ぶりかにはてなブログに戻ってきた。私とはてなブログの出会いは学生時代で、あの頃はブログに長文を書き殴って感想を垂れ流しにする、みたいな使い方が多かった気がする。 ハロー!数年ぶりのはてなブログ 戻りたいと思ったきっかけは、あややさんのこ…